耳鼻科医による耳鼻科医のための開業支援サイト
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§1

医院開業を
決断する前に
 
§2

医院開業を
決断したら
§3

各種業者との
付きあい方
§4

各種購入物品
(各論)
 
§5

メンテナンスの
落とし穴
 
§6

医院設備の
迷いどころ
§7

募集・面接・
採用・教育
 
§8

成功へのカギ 
§9

医院運営上の
ちょっとしたツボ
 
 
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§6 医院設備の迷いどころ

院内処方か院外処方か


まず、最も重要な判断基準は、近くに調剤薬局があるかどうかということです。
「近く」というのはおよそ30m以内程度を想定してください。
それより遠いと調剤薬局に足を運ぶ限界値を超えていると言ってもいいでしょう。つまり、調剤薬局の誘致、または院内処方の選択肢しかないと考えるべきかと思います。

次に30m以内に調剤薬局がある場合、その店構えや接遇、サービスなどをチェックしてみましょう。 調剤薬局とはいってもOTC(売薬)を大量に扱っている場合は、処方箋調剤に対しての力点が低いと判断せざるを得ないかもしれませんし、なによりも患者の信頼感は間違いなく低下するでしょう。
周りに調剤薬局がたくさんあり、患者が分散する場合は、あまり考慮する必要はありませんが、近くに1つの調剤薬局しかなく、そこに自院の患者が集中する場合には、その調剤薬局の評判が自院の評価の一部になると考えておいてください。

また、対患者的に問題がない薬局でも自院の方針を尊重してくれる薬局でなければ後々運営上、困難に直面するかもしれません。医師が自分で工夫した特殊な薬の使い方に対応してくれるのか、希望薬剤をすぐに入れてくれるか、長期処方やジェネリックへの考え方、製薬メーカーとのつきあい方など、膝を交えて、じっくりと話し合うべきでしょう。調剤薬局に納得いかなければ安易な妥協はせず、院内処方でいく位の覚悟を持つ方が無難です。


 
調剤薬局の選定方法などについてお話しします。  
詳しく聞きたい方は会見にて! <会見のお申し込み>



以上の問題がクリアでき、院内、院外処方、どちらも選択できるという立場を得られた場合、つまるところ、総合的にどちらが得かと言うことになります。
1日の処方数、小児のシロップ系の処方が多いかどうか等、医院によりその判断は異なります。

★院内処方の利点
@患者の負担額と手間が省ける
Aジェネリックの使いようによっては利益を出せる

★院内処方の欠点
@調剤ミスなどもすべての責任が医院(医師)にかかり、リスク分散ができない
A調剤や処方チェックに人手がかかる
B仕入れ、在庫管理、保管の手間暇と場所が必要

ポイントは3つ、人手、利益、リスクです。



院内・院外処方の具体的な違いなどについてお話しします。  
詳しく聞きたい方は会見にて! <会見のお申し込み>




電子カルテにするかどうか


これはすでにほぼ検討すべき事項からは外れつつあります。コスト面を考えると、紙カルテの方が有利ですが、診療報酬の請求の点など、電子カルテにせざるを得ないかもしれません。 私の経験から、電子カルテ導入の経費について、注意点を以下に書きます。  

電子カルテの導入に、初期費用として300万円かかったとします。月々のメンテナンス費が5万円かかったとします。5年間の総額は、600万円です。
そして、5年もたつと、コンピュータ本体やプリンターなど、買い換えの時期になります。
ほぼ同じだけの経費がかかります。つまり、平準化すると、年間100万円以上、月10万円くらいが電子カルテのコストとして発生し続けるということになります。もちろん、もっとずっと安価に、経費を抑える方法はいろいろとありますが、それらを選択するには、自力で不具合の調整をできる知識と技量はもちろんのこと、診療中にそれらが行える時間的猶予も必要です。
これらの条件を私は全く備えておりませんので、遠隔保守(リモート保守)が可能な電子カルテを採用しています。これで、どれほど危機を乗り切ったかわかりません。
買い換えの時期にほかの電子カルテに乗り換えるという選択肢は今のところ、ないと考えた方がいいのです。今は過去のカルテデータをコンバートできるメーカーはおそらくありません。今後、電子カルテ買い換えの需要が拡大してくれば、そのようなサービスに対応してパイの奪い合いになっていくとは思いますが、まだまだ市場が小さく、各メーカーはそれに対応しようとはしていません。


 
電子カルテの選び方などについてお話します。
詳しく聞きたい方は会見にて! <会見のお申し込み>




予約制を導入するかどうか

 
見込める患者数によって考える必要があります。
ただ、現在は予約制を導入している医院が多く、それほど患者数が多くなくても、多少無理をしてでも導入するほうが、患者さんへの安心感や評判もとれます。

予約システムとしては、当日の順番予約だけという方式のものがもっとも安価ですが、この方法は常に待ち時間があるということが前提のシステムですから、患者がとぎれるほど少ない場合にはうまく機能しません。

時間予約制、時間予約制と順番予約制の選択、その両者の混在など、いろいろなパターンがあります。ASP方式の予約システムは比較的安価ですが、自院内にサーバーがないので、予約サービス会社が倒産するとシステムが動かなくなります。


 
予約システムの選び方、運用法についてお話しします。
詳しく聞きたい方は会見にて! <会見のお申し込み>




土足かスリッパか


土足だと院内が汚れるかもしれないという点が、土足の唯一の欠点でしょうか。
スリッパは、その管理が大変ですし、脱いだ靴の処理も患者によってまちまちです。スリッパ・クリーナーが追いつかないほど患者が来たり、スリッパが傷んでくると、どの時点で買い換えるかも難しいところです。
今は、トイレの便座クリーナーが備え付けられている時代です。スリッパの共用は時代に合わないのではないかと私は考えています。当院は開院時から土足ですが、院内もあまり汚れるという印象はありません。




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